増上寺 薪能 お天気が味方した、ありがとう

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浜松町からの門が閉じられていて脇から入るとその門が背景になり舞台が建っていた。小雨の中、心配しながら観ていたが最後まで観れて安心した。

素晴らしい薪能でした。
今回は娘と観に行き、普段着使いの着物に名古屋帯を結んで気軽に行きました。

お能は600年の歴史があり、増上寺での薪能は33回目との事。
流石お寺での薪能で、公園で行う薪能とは違いました。旅館でも薪能を観たことがありますが、それぞれの良さがあります。
旅館ではお庭にお能の舞台があり各お部屋から観れるのです。好きなお酒を飲んだり好きな物を食べながらのんびり楽しめます。
公園は公園の木々が絵になり、それが幻想的になります。
お寺での薪能は歴史や役割も分かりやすく、お寺の赤門が背景なのでとても幻想的でした。

昔は娯楽が少なく夜も早い時間に寝ていたので秋のこの日は待ち遠しい行事だったのではないかなぁと、田舎に住んでいた頃は20時には町から灯りが消えていた事を思い出したりしてました。

これでお月さまが出ていたら最高♪
又、来年も来たいと思う。来年は9月30日。どうぞ晴れますように!

お客様の中には海外の方も多く、お子様を連れて来ている方もいましたが、騒ぐこともなく見習わないといけないなぁと感心しました。

残念なのは、途中で近所の公園なのか分からないが大きな音でライブなのか集会か分からないが聞こえてきたのが残念だった。

幻想的なまま帰りたかったが今の社会では仕方ない!

とは言え、母になった時に子供と一緒に着物で出掛けるのが夢だったので大満足♪
これからは出掛ける時は着物を着るようにしたいと強く思いました。